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音楽や文学とか。

by Ryota Nagashima

「人生に意味なんてない」と、

多くの人は気づいているはず。

それでも意味を見つけようと足掻く、もがく。

そこに人の美しさを見出したいと思う。

私が好きなアーティストのKID FRESINOがインタビューでこのように語っていた。 

今「口をつぐむこと」は、無関心や中立を意味するというか、そう捉えられがちだし、それは正義からしたら悪とみなされるじゃないですか。でも、自分の価値観や思想に自信が持てなくて、なにも言えずに悔しい思いをしている人ってたくさんいると思うんですね。

かく言う俺もそうだと思うし。それに対して、勉強不足だろって言われたら返す言葉はないんですけど、たとえば、「今日死にたい」と考えているような人間が他人や未来のことを考える余裕が果たしてあるのか。そこまで極端な状況ではないにせよ、声を発する余裕や自信がない人も少なからずいると思うし、俺は声があげられない人に対して、その声は聞こえてますよって歌いたいなと思ったんです。

引用元:CINRA.NET/KID FRESINOが示す良好なバランス。多層的な創作者としての姿勢

意味なんてないと分かっているけれど、

それでも意味を見出そうとしている人は孤独だ。

そして、そんな孤独に寄り添えるものは、

もちろんデジタル・アナログな人の繋がりもあるけれど、それ以上に音楽や文学といった、1人だからこそ向き合えるものなのではないかと思っている。

KID FRESINOの音楽は、声をあげられない人たちにも届いている。孤独を知っているからこそ届けられる音楽があって、そして孤独の中で、仮置きの"人生の意味"を見つけた人たちが、声をあげられない人たちの声を聞こえているよと伝えていく。

そんなサイクルで世の中は回っているのではないだろうか。

外よりも内にむいているような言葉を丁寧に拾いたいって思うし、私もそういう言葉を置けるようになりたい。

でも言葉を置くってことは恥ずかしいことだし、自分の考えを外に出す度に、本人の魅力を落としているみたいな感覚は持ち続けていたい。

発信に満足しているひとの声は、

分かりやすくて大きくなりがちで、

ちょっと冷めてしまうよね。

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