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一人旅でいちばん大切なこと。

by Ryota Nagashima

3ヶ月間、一人旅をした。

たった3ヶ月。それでも分かったことがある。

「一人旅でいちばん大切なこと。」

それは、

"どう感じたか"

これを一番最初にもってくるということ。

旅をする。

それは目的地を決め、そこにある場所を見に行くことであることだ。

けれど、"何を"や、"どこで"を一番に持ってきてしまうことは本当にもったいない。

それらはその瞬間、どれだけ素晴らしい経験や鑑賞をしたとしても一瞬で流れ去ってしまう。

旅の間、僕の頭の中ではずっと「消費」という言葉が浮かんでいた。

自分が見たものを単なる「消費」として終わらせないためにはどうすればいいのか。

そしてそのために出来ることをとにかく考えた。そして見えた答え。

それが"どう感じたか"を一番最初に持ってくるということだった。

自分から湧き上がった感情のそれらは、豊かな思い出としてずっと残るものだと知った。

僕にとってカメラはそれらの感情を呼び起こす装置みたいなものだし、日記はそれらの感情を言語化する上でとても大切なもの。

自分の感情を言語化し、落とし込む作業はなかなか骨の折れる作業ではあるのだけれど、

これをしないと入ってきたものが途端に手の隙間から零れ落ちて、最後には何も残らない。

そして"どう感じたか"を疎かにした結果、

人生を分かりやすいものだけで埋めてしまう。

これほど空しいことはないと思う。

一人旅はいい。

"どう感じるか"を考える機会が多く与えられる。

自分と向き合って、生まれた感情に対して驚き、悲しみ、喜ぶことができる。

でも同時にこれが一人旅の限界なんだってことも分かった。

"どう感じるか"この追求に終わりはなく、世界は広いし、いくらでも出来る。そういう意味での限界は確かにない。けれど一人旅はどこまでいってもこれらの追求なんだって思った。

その先にあるもの。最大の喜び。それは

「隣に誰がいるのか。」ということ。

息も忘れるほどの美しい景色を、

歴史ある建造物を目の前に、

いや、どんなものだったいい。

それらを大切な人と一緒に共有できた時に

人は何にも代え難い喜びを感じることができるのではないだろうかと思う。

3ヶ月間悩んで、考えて。

そして生まれた答えがこんなに当たり前の事だったなんてなんだか拍子抜けをしてしまったのだけれど、それらを気づかせてくれたのは僕の大切な人達で、海外に行ってそんな大切な人達がもっと増えたから今はとても幸せだ。

一人旅においてこのブログは、そんな大切な人達と僕が感じたことを共有できる大切な場なんだって気づくこともできた。気づいたからこそどうしてブログを続けているのかも理解することができた。改めて言葉にするって大切だ。

一人旅において大切なことの話。

そして何よりも大切なのはそれを共有することができる自分にとって大切な誰かがいることだ。という話でした。

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