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小澤征爾さんの話

by Ryota Nagashima

指揮者の小澤征爾さんがテレビでこんなようなことを言っていた。


作曲家は、頭に流れている音を楽譜に書き出すからどうしても制限される。と。


演奏する人たちは、ただその通りに演奏するのではなく、作曲家が楽譜に書ききれなかった思いを読み取るのが大事だ。と。


そして、それがとても難しい。と。



とても深い。そして難しい。
けれど、だから、
音楽は人々に愛されているんだと思った。これからもずっと。

思えば、言葉も同じだ。

書き手が並べた文字の羅列を、どう読み解くかによって感じ方は変わってくる。

ただその通りに読んでいるだけでは
書き手の本当の思いを知ることは難しい。

書き手の本当の思いを知るためには、
よく読む。
よく考える。
そして、

書き手になること。

だと思っている。


小澤征爾さんは音楽を突き詰めているから作曲家の頭に流れていた音楽を聴くことができている。でもそれは小澤さんでも難しいことだという。

自分はまだまだ書き手の本当の思いを感じることはできていないけれど、
いつか言葉を通して、書き手の本当の思いを感じられるようになりたい。


Ryota Nagashima
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