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お金と信頼

by Ryota Nagashima

お金と信頼のお話。

自分は毎年やりたいこと100リストを作るのだけど、2017年の1つに、
「本当に尊敬する人に10人出会う。」
というものがあって、実際に尊敬できる人たちにたくさん会うことができた。

その中の1人が渡邊賢太郎さん。
渡邉さんは、2011年に4年半勤めていた証券会社を辞めて、

「お金とは何か?」

をテーマに2年間、海外を旅をして、
現在はNPOで働いていたり、本なども出版している方だ。

2016年〜2017年にかけて、
「資本主義」や「貨幣経済」について勉強していて、そこで渡邉さんの本を読み、どうしても会いたいと思っていて、2017年の年末に会う機会を作ることができた。


僕は1つだけ質問をした。渡邉さんにずっと聞いてみたかったこと。

「豊かさとは何ですか。」

渡邉さんはこう答えた。

「豊かさとは選択肢が多いこと。」

そして、続けてこのように教えてくれた。

「豊かさと幸せの軸は違うもの。」


ここから豊かさについて、自分が思っていたことをぶつけてみた。

「豊かさとは繋がりである。」

という僕の考え方を。

その話を渡邉さんはニコニコしながら聞いてくれて、そしてパワポを見せながら、自分の経験を絡めて本当に色々な話をしてくれた。自分はひたすら頷きながら聞き入っていた。
自分の思考が渡邉さんによって初めて言語化された瞬間だった。

その時見せてくれたパワポの資料が、
渡邉さんのfacebookにて

「お金」=「信頼」と知れば見えてくるこれからの働き方〜経済資本を増やす時代から信頼資本を育む時代へ

というタイトルでアップされていたので
この資料をいくつかお借りして、渡邉さんにぶつけてみた僕の考える豊かさについて書き記しておく。

まず、世の中はこのようなピラミッドに分けられる。それぞれの層からは様々な物を得ることができる。

1番下にあるのが、家族などの運命共同体。
この層には損得勘定はなく、衣食住を与えられる。どんなにグレてる子供でも親は面倒をみるみたいな感じ。笑

真ん中の層は友人や仲間、ご近所のゆるやかな信頼関係。
この層からは、例えばご近所さんが作った農作物を分けてもらえたり、必要のなくなった物を譲り受けたり、貸してもらったり、また知識なんかも与えてもらえる。
この層でたくさんの物を得る方法は、信頼関係を築いたり、たくさんの人と繋がることである。

1番上の層は見ず知らずの人。
ここで初めてお金が必要になってくる。
物を買いたいから代わりにお金を渡す。
「お金」は「信頼の代替物」として使われる。お金によって信頼を買って、物を受け取るということだ。

僕が、豊かさとは繋がりであると考えている理由は、繋がりを作っておくとお金を使う機会を減らして生活できると考えるからだ。
つまり、上の図にある真ん中の層を増やすということである。

例えば、田舎で生活をする。
そこで近所の人たちと信頼関係を結ぶことができると、次第に近所の人たちが作った農作物をもらうことができる。そうするとこれまでスーパーで買いにいっていた野菜分のお金は使わずに済む。

今流行りのシェアリングエコノミーも同じ。信頼関係によって共有財産として車を持つと、自家用車を買うコストを抑えることができる。



このように繋がりを作れば、お金を介さずに物を貰えるようになるので最低限のお金を使う量が減る。この時点で経済的な豊かさを得ることができる。

そして、精神的な豊かさも得ることができる。お金を信頼の代替物として使って物を買うよりも、この野菜はあそこのおばちゃんが、一生懸命作ってくれたものだっていう背景を知った上で信頼関係があるおかげでその野菜を貰って食べることができるのだから。

逆に真ん中の層が小さくなるというのは、渡邉さんの資料をお借りして図で示すとこんな感じ。

信頼関係を結べずに真ん中の層が小さくなると、稼ぐお金が増えてしまう。なぜならたすけあいやおすそわけをしてもらえないので、その分の物を買わないといけないから。

僕は真ん中の層である

「たすけあい」「おすそわけ」

の社会を作りたいと思っているし、このような社会で生きていきたいと思っている。

これらの社会において重要なのはお金よりも信頼関係であるから、

絶対に、
相手を裏切る嘘はつかない。し、
やるべきことをしっかりやる。
ことを大切にしたい。

さらに繋がりの部分を増やすために、
海外に行ってたくさん友人を作りたいと思っているし、現在の友達も大切にしたいと思っている。

以上が渡邉さんにぶつけてみた
自分なりの豊かさについての考え方である。

すごく長々と書いたが、
お金の価値を捉え直す動きは、
いま社会にだんだんと広がっている。
各地で同時多発的に面白いことが起きていて、働き方自体も変わっている。

渡邉さんはこのようなメッセージも僕にくれた。

「社会の構造が変わっていくのは時間がかかるけど、未来では当たり前になっている社会を僕らはいまから生きていてもいいんじゃないか?」

僕は自分自身がより豊かだと思う生き方を選択したい。そのために、豊かさとは何かという問いをこれからも考え続ける。

渡邉賢太郎さんがアップしていた資料はこちらから。本当に大切なことが書いてあります。



Ryota Nagashima
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