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「記憶」に残す。

by Ryota Nagashima

日本を経ってから早くも2週間が経とうとしている。
こちらはラオスの首都ビエンチャンからバスで11時間ほど揺られ、無事にルアンパバーンに到着しました。早朝の到着だったからホテルのチェックインまで時間がある。
重いバックパックを背負って街を歩き、
(久しぶりに背負って歩いたからなかなかキツイ。)
メコン川を見ながら休憩している午前7時半だ。

ルアンパバーンは街全体が世界遺産に登録されている。
早朝の静けさと重なってよりその貫禄を醸し出す古都は、汗をかきながら1人必死に歩いている旅人初心者なんて気にもしていない様子。現地の人々もゆったりと朝の時間を楽しんでいるようだった。

メコン川に足を伸ばしながらこれまでの写真を見返していて、やっぱり!と気づく。
明らかに観光名所で撮影した写真の数が減っていた。
薄々は思ってたんだけど、
始まって2週間ですでに観光名所を撮影することに飽きた(笑)
もっと言えば、記録としての写真に面白さが感じられなくなった。
今の時代、Instagramのハッシュタグで見たい観光名所を調べれば同じような写真がずらりと表示される。
もちろん写真によっていいねの数は違うけれど、それらの写真と自分が撮影した写真の違いを、自分には感じることが出来なかった。ひたすらにシャッターを切ることに集中して、そうやって撮影した写真を見返した時に残念ながら、
その土地の
「匂い」や
「雰囲気」や
「温度」を
感じ取ることが出来なかった。

最近は、
「記録」としてではなくて、
「記憶」に残すための努力をしている。
例えば1つの場所を、
これまでの倍以上の時間をかけてじっくりと見てみる。
そうすると色んなものが見えてくる。
「こんなに黄金に輝く寺院で、ここだけ禿げてるじゃん!」
とか、
「陽が当たって見えていた色が、陽が当たらなくなったら実はこんな色をしていたんだ。」
とか、面白い発見がたくさんある。
そうやって頭の中に残していく作業がなんだか楽しくなってきている。

世界は広い!
旅をする人はよくそう言って、
見たことのない景色がまだまだたくさんある!と語っている。
本当にそう思う。世界は広い!
ただ、それを全部見ることなんて出来ない。だからこそ、その景色を消費していくようなことはなるべくしたくない。
「この街の見るべきものは全部観れたし、写真も撮れた!一度訪れたからもう行かない。さあ、次の街だ!」
じゃなくて、
「この街はこんなに素晴らしいものがあって、次に行ったら今度はこんなものが見られるかもしれない。だからまた行ってみようかな!」
と思うような、そんな旅にしたい。

最近はとにかく犬を撮るのが楽しい。

日本でも撮れるじゃないか!
と突っ込まれそうだけど(笑)
でも、ずっと撮ってると国によって、その土地によって犬の表情にも違いがある。これはもっと色んな国の犬を見ないと正しいのかはわからないけど、少なくとも日本とモンゴルとタイとラオスの犬はそれぞれ違った表情をしていた。
それにしても犬はどこにいったって可愛いなぁ。

もちろん猫も可愛い(笑)

あとは人と夕焼けを撮影するのは楽しい。

光の集め方を変えてみるだけで、
こんなにも景色が変わって見えるなんて。なんて奥が深いんだ。デジカメ(笑)

考え方なんてすぐにころころ変わってくるだろうけど、というかその方が面白いけど。この時はこんな事を考えてたんだって後から見返すと分かるといいなと思って書いています。
その上で、読んでくれる人に共感してもらえたらこんなに嬉しい事はないのです。

がっつりとインスタ映えした写真と
自分が本当に撮りたいと思う写真を
3:7くらいの割合でフォルダに残せたらいいなぁとあくまで今の段階では思ってます。


Ryota Nagashima
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