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コタキナバル・ブルネイ

by Ryota Nagashima

2/15〜2/19で東南アジアの2国、マレーシア・コタキナバルとブルネイを訪ねた。
最初にこれだけは!伝えたい。

ブルネイめっちゃおすすめ。

これだけ見てくれたら閉じてもらっても構わない(笑)
それでも読んでくれる方のためにも今回は気合いを入れます。


と言ってもだ。
どうやって書こうかとても悩む、、、
正直、特にブルネイの情報を事細かく書くことはとても需要があると感じていて。
この際ガイド本を超える情報量を載せようかとも思ったけど、興味がない人にはつまらないだろうし。
うーーーん。と飛行機で色々考えた。

で、いい方法を思いつく。
ブルネイの観光情報が欲しい人は直接ご連絡ください!に決めた(笑)
アドレスも公開しているので答えられる範囲でお答えします!

よし、書きたいことだけ書こう。写真たくさん貼ろっと。

マレーシア・コタキナバル

上:コタ・キナバル市立モスク
下:サバ州立モスク

水上集落とマングローブ群。
夜には無数のホタルが光る。
無邪気な子供は観光客を見て手を振ってくれたが、その横で大人達はじっと見つめていた。水上集落に住む住民の人たちはどう思っているのだろうか。

こんな感じのボートに乗って、ガイドさんに案内してもらう。夕焼けが本当に綺麗。

コタキナバルの海沿いはとても賑やかだ。市場もあれば海水浴場もある。市場はブルネイもそうだったけど臭いがすごい。
そうです。ドリアンなんです(笑)

ブルネイ

ブルネイについては少しだけ説明を。
正式な国名はブルネイ・ダルサラーム国。「永遠に平和な国」という意味らしい。
石油や天然ガスなどの資源が豊富で、その取引先の9割はなんと日本!

数多くのモスクが街中にあり、コーランが鳴り響く。
個人的には夜のオールドモスクが1番綺麗だった。

水上タクシーに乗って水上集落へ。
コタキナバルよりも生活水準は高く、電気も水道も完備。

朝市とナイトマーケット。朝市はたくさんの現地民が集まって食糧を買っていく。ナイトマーケットは安くて美味しい料理が店頭に並ぶ。日曜日はフリーマーケットも開催していて、子供たちが楽しそうに駆け回っていた。

写真での振り返りは以上!
ここからは6日間を通して感じたことをつらつらと。

コタキナバルで見た
わかりやすい格差

コタキナバルには日本と同等のショッピングモールがいくつかあり、中は多くの店が立ち並ぶ。映画館やフードコートもあり、観光客でとても賑わっていた。街は開発が進み、そこら中で工事をしている。
一方で、目に見える形で取り残されている場所がある。ショッピングモールの反対側の道にはスラム街が広がり、市場ではボロボロのテントで食べ物を売る人たち。
貧困のかたちは一つではないということを書いたことがあるのだが、マレーシアには分かりやすい格差があった。僕が初めて書いた記事なので、ぜひ読んでみてほしい。

マレーシアの現状はなかなか変わらないだろうと感じた。底上げよりもまずは成長。発展途上国に見られる開発の現状を見ることができた。
ブルネイは圧倒的なオイルマネーの力で、物価も高く、街も整備されていた。マレーシアとブルネイ。この2国を実際に見て、考えることができたことは自分にとってとても重要なことだった。

モスクの価値

マレーシアもブルネイもイスラム教の国。写真にもあるように街中にどーんと大きなモスクがある。朝の4時ごろからコーランが鳴り響き、夕方はモスクに集まってお祈りするために仕事を切り上げる。
イスラム教徒の1日は祈りで始まり、祈りで終わる。

これは僕がオーストラリア・ダボに短期留学をした時に感じたこと。日曜日に周辺に住む人たちがお祈りのために教会に集まるんだけど、そこで歌って踊って、たくさん話してっていうコミュニティが生まれていて、とても大切だと思った。
宗教によって人との繋がりがあって、助け合うコミュニティが形成されることは日本ではあまり考えられない。
それがイスラム教の国では毎日ある。
家族で一緒に向かう人たち、すれ違ったら世間話をする人たち、モスクの前に並ぶたくさんの車といった景色を見ていて、純粋にいいなって思った。
祈る場としてのモスク以上に、コミュニティ形成の場としてのモスクに僕は価値を感じた。


ブルネイで車に揺られて

固い話を並べてしまったので、最後にこの旅での1番の思い出を書いて締めることにする。


ブルネイでの2日目。

少し遠くのショッピングモールに
向かうためにバスに乗った。

買い物を終えてバスを待つけど
遠い場所だからなかなか来ない。
気温は30度近く、
止まっていても汗が出るほどだ。

すると一台の車が
左ウインカーを出して近づいてきた。
僕らと同じくらいの若者が4人ほど乗っていて、こっちを見て何か言っている。
現地の言葉で何を言っているかわからず、怖かったので目を合わせないようにしていたらしばらくして発進した。

しばらくするとまた車が近づいてくる。
今度は少し怪しそうなおじさんと
後部座席に1人乗っている。
この車は僕らの真横に止まって、
さっきと同じように
現地の言葉で何かを言っていて、
完全に僕らに言葉をかけているから
無視することは出来ず、
こちらから言葉をかけてみると、
どうやら乗れって言っているみたい。
絶対に変なとこ連れてかれるだろ
って思ったけど、
一応タダで?と尋ねたら、
当たり前だろ!何言ってんだ。
みたいな感じで返してきた。
後部座席の男性は終始笑ってた。

それでも躊躇していたが、
ここまできたらもう乗ってみるかと思い
中に入って目的地を伝える。
そこからは特に話すこともなく
外を眺めていたら、
どうやら目的地に向かってるようで
少し緊張がほぐれた。

数分後、伝えていた目的地に到着すると
「着いたぞ。」
と一言。

その一言がめちゃくちゃ感動した。
異国の地で、
ドキドキしながら車に乗ったら、
当たり前のように目的地まで行き
「着いたぞ。」
だなんて。
そこからは夢中になって感謝を伝えて、
どうしてもお金を払いたいから
受け取ってくれって伝えて1ドルを渡す。
運転手は少し困った顔をした後に
ニコッと笑って、
拙い英語で楽しめよって言っていた。
握手をして車を出ると、
すぐに発進して見えなくなった。

そのやり取りを
後部座席に座っていた男性は
相変わらずニコニコしながら眺めていた。


もしかしたら、ブルネイという国は相乗りを当たり前にするのかもしれない。
これはガイドブックにも、ググっても出てこなかったから本当かどうかはわからないけど、ブルネイに滞在してみてそう思った。

正直、行ってみる前は不安や怖さもあったし、イスラム教と聞くと少し避けてしまう自分がいた。それは日々流れているニュースを通して意識的にそう感じていた。

でも実際に現地を訪れて、
少なくとも僕が会った人たちは全員とても親切で、助けてくれた。
そもそもイスラム教は助け合いの精神が根底にあるということを気付くことができた。

現地を訪ねて、自分の目でそこに住む人たちを見る。

これこそが自分が4月から海外をまわる1番の目的だ。
大量に流れる情報を自分というフィルターにかけて、なるべくフラットに世界を見たい。本当に難しいことだけれど、自分の経験を通して、少しでも近づくことができたらと思っている。

また一つ、自分の中で軸ができた旅でした。


Ryota Nagashima
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