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子供

by Ryota Nagashima

小学3年生まで約5年間住んでいた街を十数年ぶりに訪ねた。

断片的な記憶を頼りに思い出と場所を結びつける。
そうでもしないと全然道や場所がわからなくて(笑)
それでも7割くらいが初めて来た場所のような感覚だった。

「秘密基地作り」と「貴船神社」

「そり滑り」と「裏の空き地」

「昆虫採集」と「猪高緑地」

「毎日のサッカー」と「近くの公園」

楽しかった思い出はずっと自分の中にあって、それが場所というきっかけによって蘇っていく。
一方で、やっぱり思い出は自分の中で美化されていて。

どこまでも広くて深かった池は思ってたよりもずっと小さくて、そりゃザリガニもたくさん釣れたわけだと思ったり、
夢中で駆け回っていた空き地は、いまは一度見ただけで満足してしまったり(笑)


この街での自分は、
紛れもなく「子供」だった。
先のことなんて考えずに、
ひたすら今を楽しんでいた。
そして、この時期にやっていたことが今の自分の好きを作っている。

今はもうあの頃には戻れないけど、
今でもあの頃の自分がいることが、
十数年ぶりに訪ねたことで気付くことができた。いい旅でした!


Ryota Nagashima
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